彫刻技術・・・モデリング


モデラという道具を使って革の表面に模様を浮き上がらせる方法
  


用意する道具(モデラ)

革には可塑性というものがあり

水で湿らして柔らかくなった革に模様を彫っ場合
それが元に戻らない性質があります。

柔らかい革が適しています。
仔牛、山羊革、羊皮



彫刻技術・・・カービング

革の表面に切り込みを入れる方法

用意する道具(スーベルカッター)




革の厚さの3分の1を切るつもりで、肩の力を抜いて
革を回しながら、カービングをしていきます

これが一番技術を要します。

スーベルカッターを上手に使いこなせることは
レザークラフトを自分のものにできることに繋がると思います。

厚み1.2ミリ以上の牛革、山羊革etc


ワンポイントアドバイス


カービングの水加減は
スタンピング、モデリングよりは多め

スーベルカッターの持ち方は、直角、45度

カービングのみで模様を彫る事はあまりありません。
カービング、スタンピング、モデリングの技術を使って、模様を彫りこんでいくのが
レザークラフトの醍醐味ではないでしょうか。

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